快適歩行
人工関節・脊椎ブログ 第322回
322回目のブログ投稿です!
5月31日です!
世界禁煙デーです。
若い頃からタバコは一切吸わない健康志向の
世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏です。
今回のテーマは
変形性膝関節症と前十字靭帯損傷です。
![](https://www.setagaya-joint.clinic/wp-content/uploads/2021/07/hip-joint-img10.png)
膝のなかには大事な靭帯の一つに前十字靭帯があります。
よくスポーツ選手が膝をひねって
損傷してしまう有名な靭帯です。
医療業界では
ACLと呼んでいます。
前十字靭帯は大腿骨と脛骨を繋いでいる靭帯で
膝関節の安定性にとても大事な靭帯です。
とても大事な靭帯が切れてしまうと
膝関節が不安定になり
ちょっとした動きで膝がグラッとしてしまいます。
さらに長期的な視点で見ると
膝が不安定なことによって
軟骨に負担がかかり続け
通常よりも早くすり減ってしまいます。
そうなると、
若くして変形性膝関節症になってしまいます。
それはまずいですよね。
うん、まずい。
外来をやっていますと
若い頃の前十字靭帯の断裂が放置されたことによって
40~50代でかなり変形が進んでしまっている方が
たまにいらっしゃいます。
そうならないためにも
前十字靭帯が切れてしまった場合には
しっかりと治療(基本は手術)をしましょうね!!
膝の大怪我はしたことがない
世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏でした。