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人工膝関節置換術と神経障害2

人工膝関節置換術と神経障害2

快適歩行

人工関節・脊椎ブログ 第187

 

187回目のブログ投稿です!

6月10日です!

ミルクキャラメルの日です!

だけど、キャラメルはあまり好きではない

世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏です。

 

 

 

 

今回のテーマは

人工膝関節置換術と神経障害2です。

 

 

 

以前のブログで人工膝関節置換術の術後の腓骨神経麻痺について触れました。

人工膝関節置換術と神経障害

 

 

 

今回は人工膝関節置換術の術後の

伏在神経膝蓋下枝障害について触れてみます。

 

 

 

人工膝関節置換術の術後において

膝関節~下腿の前外側の皮膚にかけて感覚障害がかなりの確率で発生します。

 

 

 

これは伏在神経膝蓋下枝が膝関節の前内側~前外側にかけて

走行しているのですが、

どうしても手術をする際に膝前面の皮膚を切開するため

この伏在神経膝蓋下枝を損傷してしまいます。

 

 

 

そのために膝関節~下腿の前外側にかけて感覚障害が発生するのです。

 

 

 

基本的には数か月で自然回復が得られることが多く、

日常生活動作の膝関節の機能には大きな影響はありません。

 

 

 

術後しばらくこの症状が続くので

心配される患者さんが多いのですが

徐々に改善していきますので様子をみていきましょう!

 

 

 

ただし数%の確率で伏在神経の神経障害の痛みが強く残る場合があるので

その場合には投薬治療などをしっかり行ったほうがいいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

たまにスシローに行くとたんまり食べてしまう

世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏でした。

 

 

 

 

世田谷人工関節・脊椎クリニック

整形外科・放射線診断科

股関節・膝関節・骨粗鬆症・脊椎・再生医療

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