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N様 60代 / 手術部位:左股関節

N様 60代 / 手術部位:左股関節

手術の前日シャワーを浴びている時、

左股関節を上から手で撫でながら『長い間ありがとう。ご苦労様でした』と呟き、

少しセンチメンタルになりました。

人工股関節になったら「異物」感がどんなものか想像が付きませんでした。

それが不安でもあり、仕方ないことと受け止めていました。

ところが手術後6日目の朝、傷口をおおっていたシールがすっかり剥がされて傷口を見た時、

小さくて綺麗だったのに驚きました。

そして、シャワーを浴びながらそっと石鹸の泡で包み『お世話になります。宜しくね』と言っている

自分に気づきました。

早くも「人工」のはずの股関節が自分の身体の一部として、

しっかりと私に愛着を感じさせてくれたのです。

塗山先生は名医と言われていますが、私にとっては「スーパー名医」です。

最後に、今回の入院生活を支えて下さったリハビリの理学療法士の皆様、スタッフの方々、

リハビリを共にした患者の仲間たち、そして私の家族に感謝を申し上げます。