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2017.08.31股関節疾患

人工股関節全置換術の手術アプローチ

人工股関節全置換術の手術アプローチ

快適歩行

人工関節・脊椎ブログ 第4回

 

4回目のブログ投稿です!

世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏です。

 

 

前回の人工股関節全置換術の手術方法、アプローチについて書きましたが

続きを書きたいと思います。

 

 

 

現在MIS(Minimally Invasive Surgery)の手術方法には主に3種類あり、

 

 

縫工筋大腿筋膜張筋の間から手術を行う

・仰臥位前方進入法(DAA:Direct Anterior Approach)

 

大腿筋膜張筋中殿筋の間から手術を行う

・仰臥位前外側進入法(ALS:Antero-Lateral Supine Approach)

・側臥位前外側進入法(OCM)

が挙げられます。

 

この3つの手術方法が筋肉、腱を切らずに行う真のMISと言います。

 

 

 

筋肉を切らずに行う人工股関節全置換術をMISと言いますが、

 

筋肉を切る人工股関節全置換術と

筋肉を切らない人工股関節全置換術には、

それぞれの特徴があります。

 

 

手術を行う医師の視点から言うと

筋肉を切る人工股関節置換術のほうが、簡単に言うと手術がやりやすいのです。

 

筋肉を切って行う後方アプローチ

整形外科医であればほとんどの医師が修得しているアプローチです。

整形外科医になると股関節の手術でまず最初に覚えるのが後方アプローチになります。

標準的な手術方法だからです。

筋肉を切ることによって、大腿骨がよく動くようになるため、

人工関節のインプラントの挿入が行いやすいのです。

 

 

今度は反対に筋肉を切らない人工股関節全置換術

具体的には先程書いた前方または前外側アプローチ(まとめて前方系アプローチ)である

DAAALSOCMになります。

 

 

この3つのアプローチは筋肉を切らないため、大腿骨があまり動かず

人工関節のインプラントを挿入するために技術が必要になります。

筋肉を切らない人工股関節置換術のほうが、簡単に言うと手術が難しいのです。

 

 

そのため、日本ではまだ約半分の病院では後方アプローチで行われていて、

筋肉を切らない前方系アプローチは一部の病院でしか行われてません。

 

 

では、

 

前方系アプローチは患者さんにとって、一体どんな利点があるのでしょうか?

 

 

長くなってしまったので、

この話の続きは次回のブログで!(笑)

 

 

最近、黒革の手帖を見ている

世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏でした。

 

 

世田谷人工関節・脊椎クリニック

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