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2017.09.04股関節疾患

人工股関節全置換術の前方アプローチ

人工股関節全置換術の前方アプローチ

快適歩行

人工関節・脊椎ブログ 第5

 

5回目のブログ投稿です!

世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏です。

 

 

前回のおさらいです。

人工股関節全置換術の

MIS(Minimally Invasive Surgery)の手術方法には主に3種類あり、

 

・仰臥位前方進入法(DAA:Direct Anterior Approach)

・仰臥位前外側進入法(ALS:Antero-Lateral Supine Approach)

・側臥位前外側進入法(OCM)

 

この3つの手術方法が筋肉、腱を切らずに行う真のMISと言います。

 

 

この前方、前外側を含めた前方系アプローチには

一体どんな利点があるのでしょうか??

 

 

この前方系アプローチは筋肉、腱を切らずに手術を行うため

股関節の安定性を高い状態を保つことが出来ます。

 

 

そのため、

人工股関節全置換術の合併症のひとつである

脱臼のリスクが低いのです。

 

 

人工股関節全置換術の脱臼というのは

人工股関節全置換術に特徴的な合併症であり、

脱臼すると激痛のため歩行困難になります。

脱臼すると実際には救急車で病院に行かないといけません。

 

 

この前方系アプローチの場合、

股関節の安定性が高いため、

術後の肢位制限をしない医師が増えています。

 

私は後方アプローチなどの場合は制限を設けていますが、

前方系アプローチの場合は、

術後基本的には肢位制限をしていません。

(前方系アプローチでも制限を設けている病院もあります。)

 

 

後方アプローチの場合は、

どうしても関節の安定性が下がるため

術後の屈曲制限(しゃがんではいけない)や

内転制限(脚を内側に入れてはいけない)などの

手術後の制限をすることが多いと思われます。

 

 

ただし、手術後の急性期(手術後の約3週間)は

前方系アプローチでも脱臼のリスクはありますので

注意は必要です。

 

 

 

最近、特茶 ジャスミンにはまっている

世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏でした。

 

 

世田谷人工関節・脊椎クリニック

整形外科・放射線診断科

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