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ドックでわかること

ドックでわかること

当クリニックのドックの特長

画像診断センターで行う日帰りドック

当クリニックで行っているドックは、最新鋭の検査機器による画像検査を主体としています。部位ごとにメニューを設けており、気になる部位のみを選択して検査をお受けになる方法のほか、複数のメニューやオプションを組み合わせることも可能です。

血液検査については後日の結果説明となりますが、その他の画像検査については、検査日に放射線診断専門医による結果説明を行っています。

当クリニックでは、内視鏡検査や透視検査(バリウム検査)は行っておりませんが、全身ドックと癌遺伝子検査を組み合わせることによって、検査をお受けになる方の負担を減らしながら、通常の人間ドックと同等の検査を行うことができます。

画像検査機器の資料画像

脳ドック

脳ドックでは、頭部のMRIとMRAおよび頚部MRAを主要な検査として行います。頭部MRIでは、隠れ脳梗塞や出血性病変などの脳血管障害の有無をはじめ、脳実質の萎縮の程度や腫瘍性病変の有無を調べることができます。MRAでは、脳動脈瘤の有無や脳動脈・頚動脈の狭窄の有無や狭窄の程度を把握できます。

オプションとしてタブレットで行う認知機能のスクリーニング検査やMRIによる萎縮度検査を行っています。

50歳以上の方には自覚症状はなくても一度は脳ドックを行っておくことをおすすめいたします。

脳ドック資料画像

肺ドック

肺ドックでは、胸部単純X線写真(レントゲン検査)と胸部CTを行います。肺内の腫瘍性病変や炎症性病変の有無のほか、気腫性変化や気管支の異常などを調べることができます。肺ドックAでは気腫性変化の画像解析や呼吸機能検査も行います。

喫煙歴の長い方や、受動喫煙が気になる方は一度肺ドックを施行されることをおすすめいたします。

肺ドック資料画像

全身ドック

全身ドックは、頭部MRI・MRAによる頭蓋内精査、胸部〜骨盤部CTによる肺や腹部実質臓器の精査、冠動脈の石灰化スコア算出による虚血性心疾患リスク解析および骨盤部MRIによる、男性は前立腺、女性は子宮・卵巣の精査を行います。CTやMRIによる全身のスクリーニングを行うことができます。

全身ドック資料画像

マイクロアレイ血液検査(消化器系癌血液検査)

マイクロアレイ血液検査は、消化器系癌(胃癌、大腸癌、膵臓癌、胆道癌)の検出を血液検査(採血量は約5ml)で行います。遺伝子解析で癌細胞の増殖に伴う異常な遺伝子の発現を見つけ出すことで、画像検査で検出できないような早期の段階の消化器癌の有無を調べることができます。内視鏡検査が苦手な方や膵臓や胆道の検査を行いたい方におすすめいたします。

マイクロアレイ血液検査のイメージ図

【執筆】池田俊一郎 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック院長
日本医学放射線学会放射線診断専門医