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骨粗鬆症と自己注射

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骨粗鬆症

快適歩行

人工関節・脊椎ブログ 第252

 

252回目のブログ投稿です!

2020年2月3日です!

有田哲平の誕生日です。

海砂利水魚時代から気になる存在です(笑)

世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏です。

 

 

 

 

今回のテーマは、

骨粗鬆症と自己注射です。

 

 

 

以前のブログで紹介しましたが、

骨粗鬆症の治療薬のひとつに

骨形成促進薬というものがあります。

 

 

その名の通り、骨形成を促進する薬です(そのまんま)。

 

 

 

 

もう少し具体的に言うと

 

 

骨形成促進薬は骨芽細胞系細胞に作用し、

前駆細胞から骨芽細胞への分化を促進したり、

骨芽細胞のアポトーシスを抑制することで、

骨形成を促進する薬剤です。

 

 

骨形成促進薬には

・テリボン(週1回医療機関で投与)

・フォルテオ(1日1回自己注射)

の2種類があります。

 

 

ここで、テリボンのデータをひとつ紹介します。

 

65歳以上の骨折の危険性の高い原発性骨粗鬆症外来患者578例を対象とした

無作為化二重盲検群間比較試験であるテリボンの第Ⅲ相試験(TOWER試験)

 

テリボン投与72週後における新規椎体骨折の発生率は3.1%であり、

プラセボ群14.5%に比べ新規椎体骨折の発生率を有意に抑制した。

また、投与72週後における新規椎体骨折のプラセボ群に対する相対リスク減少率は78.6%であった。

そして、新規椎体骨折の抑制効果は早期から認められており、

投与24週後までのプラセボ群に対する相対リスク減少率は53.9%であった。

さらに、投与継続により新規椎体骨折発生率は低下しており、

投与49~72週では新規椎体骨折の発生は認められなかった。

 

このように骨形成促進薬は有効性が認められていて、

非常に有効な薬となっています。

 

 

 

テリボンは今まで週1回の製剤しかありませんでしたが、

2019年12月に週2回の自己注射タイプが発売されました。

 

 

週1回病院通院をしなくても自宅で自己注射できるので

通院が困難な場合には非常に有効な選択肢だと思います。

自己注射の器械も非常にシンプルで誰でも出来ます。

 

 

はい、以上新しい薬の紹介でした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブラジルの人、聞こえますか~?

 

 

 

2月になると中学受験を思い出す

世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏でした。

 

 

 

当院では私と一緒に働いてみたい熱い気持ちをもった

・整形外科の常勤医師

・理学療法士

を求めています。

 

興味がある先生、理学療法士は

ホームページのお問い合わせから御連絡いただければと思います。

まずは見学だけでも大丈夫です!

宜しくお願いいたします。

 

 

 

 

 

世田谷人工関節・脊椎クリニック

整形外科・放射線診断科・リハビリテーション科

股関節・膝関節・骨粗鬆症・脊椎・再生医療

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